今井 麗が作品集『MELODY』完成記念エキシビションを東京・渋谷 PARCO MUSEUM TOKYOで開催


 2020年に国内外6箇所での展示「project N 78 今井麗」(東京・初台 東京オペラシティ アートギャラリー)、「LOVERS」(英ロンドン Union Pacific)、「MARCH」(東京・渋谷 OIL by 美術手帖)、「REVELATION」(東京・恵比寿 nidi gallery)、「AMAZING」(東京・新宿高島屋美術画廊 | 米ロサンゼルス Nonaka-Hill)を開催した画家・今井 麗が、7月21日(水)に作品集『MELODY』(PARCO出版)を刊行。同書の完成を記念して、ソロ・エキシビション「MELODY」が東京・渋谷 PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)で6月25日(金)から7月18日(日)まで開催されます。

 会場ディレクションをデザイン・スタジオ「HYOTA」が手がける同展では、大作となるF200号を含む新作約30点の作品を展示販売するほか、作品集『MELODY』も先行販売。は担当します。開催に先駆け、今井のステイトメントが公開されています。

新しい画集『MELODY』(PARCO出版)の完成を記念して、
PARCO MUSEUM TOKYOで約30点の新作を発表いたします。
最近、大作を手掛けるようになりました。
昨年描いた、バナナの上に寝そべるクマの小作品を機に、
等身大のモチーフを大きく引き伸ばして描いてみたいと思うようになったのです。
画集の表紙にもなった作品「メロディ」の制作以降、大作が可能にする大胆で伸びやかな筆のタッチや、
大きなキャンバスに優しく包み込まれるような感覚に取り憑かれています。
長年に渡る育児ライフの中、私はリビングの窓際にイーゼルを立て、
家の中にある両手に収まるサイズの物、内なるモチーフを中心に描き続けていました。
それが、コロナ禍のステイホームを余儀なくされた日々の中で、
例年と変わらぬ四季がみせる何気ない風景に心動かされるようになりました。
穏やかな日常は、平凡なようでいてとても愛おしく、けれど絶対ではないと痛感したのです。
いつしか私が描く対象は、風景や、引き伸ばされたモチーフの組み合わせとなり、
内と外の繋がりに関心が向くようになりました。
この一年と少しの間で、私の作品は随分と感じが変わったように思います。
いつも新作の発表を楽しみにして応援してくださるお客様方に「MELODY」展、
楽しんでご高覧頂けますように。

――今井 麗

「ULALA IMAI EXHIBITION MELODY」ULALA IMAI EXHIBITION
MELODY
https://art.parco.jp/

2021年6月25日(金)-7月18日(日)
東京 渋谷 PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)
11:00-20:00
※ 入場は閉場の30分前まで
※ 最終日18時閉場
※ 営業日時は感染症拡大防止の観点から変更となる場合がございます。

入場料: 一般 500円 / 学生 400円 ※ 小学生以下無料

主催・企画: PARCO
展示ディレクション: HYOTA
宣伝デザイン: 葛西 薫(サン・アド)

今井 麗『MELODY』■ 2021年7月21日(水)発売
今井 麗
『MELODY』

予価 3,300円 + 税
PARCO出版 | A4判変型 | 並製 | 168ページ
ISBN 978-4-86506-357-8

https://publishing.parco.jp/books/detail/?id=398

Gallery

今井 麗 Official Site | https://ulalaimai.jimdofree.com/