Column「実録・BAD BREEDING + KLONNS + ZENOCIDE 欧州 / 英国紀行」


文 | SHV (KLONNS)
写真 | KLONNS

アントワープ編

序章

 親愛なる読者の皆様、大変ご無沙汰しております。KLONNSでシンガーを務めるSHVです。去る5月、我々KLONNSは皆様ご存じのZENOCIDE、そしてUKのアナーコ・ハードコア・パンク・バンドBAD BREEDINGと3バンド合同のヨーロッパおよびUKツアーを敢行しました。そんなわけで、毎度恒例となっているツアー・レポートを再び執筆させていただきたいと思います。全5回の連載予定。ぜひともお付き合いください!

 そもそもなぜこの3バンドでツアーをすることになったのか?これはまさに偶然が重なった結果で、KLONNSもZENOCIDEも各々同じくらいのタイミングでBAD BREEDINGのシンガー・Chris(Dodd)にツアーについて打診しており、それならばいっそ3バンドでやってみないか?という流れとなって実現に至りました。ツアーのブッキングは前回に引き続き「Swamp Booking」が手掛けてくれました。いろいろと無理難題を引き受けてくれて感謝……。さらに言えば、このような巡りあわせになったのも、「BLACK HOLE」小坂さんが招聘したBAD BREEDING最初の日本ツアー、「CORNER PRINTING」が呼んだ2回目の日本ツアーがあってこそ。世界中の地下で繋がり、広がり続けるパンク・コネクションに改めて感謝と敬意を!

BAD BREEDING / KLONNS / ZENOCIDE

 また、3月にKLONNSとZENOCIDEのスプリット12"レコードをリリースしたのですが、この作品は完全に本ツアーがきっかけで生まれたもの。制作決定からレコード・リリースまでわずか数か月で漕ぎ着けるというスピード感は初めての経験で刺激的でした。こちらは6月1日からレコード・ショップに並ぶ予定ですので、「No Sanctuary」からのインフォメーションを要チェックでお願いします!我々の最新作『G.A.M.E.S』のレコードも6月中には日本に到着するはず……。

 最終的にツアーは欧州8本、英国2本(KLONNSは事情によりロンドン1本のみ)。ベルギー・ブリュッセル入り、ロンドンから帰国のルートに決定。BAD BREEDING号にバックラインを積み、KLONNSとZENOCIDEはもうひとつのツアー・バンで移動することに。前回同様オフなしのぶっ続けスケジュール!果たして我々の身体と精神は耐え抜くことができるのか……?! それではツアー・スタートの前日譚から綴っていきたいと思います。

 今回、登場人物が多いため主要人物名をあらかじめ記載します。

| KLONNS
Miura (g)
Okamoto (dr)
Zie (b)

| ZENOCIDE
KYΔWΔ (dr)
Maeda (g)
Nobu (b)
Yuki TAMANO (vo)

| BAD BREEDING
Charlie Rose (b)
Chris Dodd (vo)
Idris Mirza (g)
Jimmy Guvercin (dr)

Day 0

 さて、いきなりですが今回のツアー、序盤からえげつないトラブルが続発し、過去一ハードなスタートとなりました(笑)。まず日本を出発するその日の朝、ツアー・ドライバーを頼んでいた人物から長文のチャットと共にドタキャンのお知らせ……!一瞬完全に思考停止して、とりあえずシャワーを浴びました(笑)。Chrisにも連絡が入ったらしく、空港に向かいつつ2人でてんやわんやしながら代打のドライバーを探すことに……。思いつく限りのヨーロッパの友人知人に連絡を取りつつ飛行機に搭乗……。フライト中は生きた心地がしませんでした……。6時間ほどで経由地のタイに到着。幸か不幸か8時間ほどのトランジットタイムがあったので、この間にドライバーを確定させようとひたすらスマホと睨めっこ……。そして日英パンクスの英知を結集した結果、奇跡が……。アムステルダム公演のプロモーターであるApostolis氏(Apostolis Mokas | 通称アポ兄)が最初の3日間、その続きはフローニンゲンの「DIY Fest」を主宰するErik(Sarna | OUST)のバンドメイトであるJaka氏(Jaka Bolič | 通称ヤカ坊)がわざわざスロヴェニアから来て運転してくれることに……!ありがたすぎる……。ちなみにErikは昨年のTRAUMATIZER日本ツアーでサポート・ドラマーとして来日したときから付き合いがあり、改めて人と人との繋がりの大切さを実感しました。あと、相談に乗ってくれたMomo(Bitume | ASPHALT, THE CHISEL, MOZDRILL)とRandy(Linskens | ASBEST BOYS, ROBBER, TRAUMATIZER etc.)にもこの場を借りて感謝を……!

Photo ©KLONNS
羽田空港の時点ですでに満身創痍の筆者。
Photo ©KLONNS
機内食のガパオライス、めちゃおいしいけどそれどころではない。
Photo ©KLONNS
筆者とChrisが奔走している間、美食家はタイで虫を食べていた。
Photo ©KLONNS
日本では見かけないタイビールを発見。

 なんとか落ち着きを取り戻しタイビールを堪能しつつ、気付けばブリュッセル行きの便の搭乗時間に。約12時間ほどのロング・フライトでしたが、気疲れもあって爆睡しているうちに、午前7時頃無事ブリュッセル到着!さて気になる入国審査ですが、欧州は基本トラブルの心配はないはず……と思いきや、なぜか空港爆混みでカウンターにフェス並みの長蛇の列が!1時間並んでもまだ窓口が見えない……。空港の職員が気を遣って(?)列に並ぶ利用客にペットボトルの水を配っていたのは初めて見る光景でした(笑)。あまりに待たされ過ぎて筆者たちの後ろに並んでた女性が貧血で倒れる始末……。結局2時間近く並ばされた挙句、5秒で入国審査完了(笑)。自動化ゲートとか設置してくれ。ちなみにZENOCIDEは別の便ですでに到着していたのですが、怪しい集団過ぎて根掘り葉掘り突っ込まれたそうです(笑)。

 預け荷物も無事手に戻り、入国ゲートを出たところにあるバーにてZENOCIDEと合流!ベルギーといえばステラ・アルトワということで朝から早速一杯やりつつ、みんなに状況説明タイム(笑)。ひとしきり飲み食いして落ち着いたところでブリュッセルからアントワープへ!ドライバーは翌日から登場なので、この日だけ電車での移動。特急で約40分、あっという間にアントワープ中央駅に到着しました。アントワープ中央駅は世界一美しい駅とのことで、記念写真 & アー写撮影大会を挟みつつ、駅から徒歩1分のホテルにチェックイン。本日が唯一のオフ日なので少し休んで街に繰り出すことに!Chrisに教えてもらったゴスの店(というかニューメタルファッションでした)に行ったり、ゴスい建築物を眺めたり、2年ぶりにネロとパトラッシュ像を拝んだり、かなりの距離をウォーキング散策。途中「ニーハオ!」と声をかけてくるレイシスト老人が現れたりしましたが、やはり2年前よりもそういった手合いの連中が増えているのでしょうか?

Photo ©KLONNS
到着即ステラ・アルトワ。
Photo ©KLONNS
ユーロの電車はグラフィティまみれ。
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特急の車内はなかなか快適。
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アントワープ中央駅。
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ただの観光客。
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武器かと思ったら鍵だった。
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意外にも日差しの強いアントワープ。
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のどかすぎる公園。
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GOTHと薔薇。
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思っていた感じと違ったGOTH SHOP。

 最終的にアントワープ聖母大聖堂近くのイタリアンのテラス席にイン。ベルギー料理じゃないんかいというツッコミは置いておいて、うまいピッツァやうまいラザニアを堪能……。ビールはしっかり地元産のものをいただきました。ベルギービール最高。ウェイターのお兄さんも「俺はピエロだ!ガハハ!」とか言って陽気なキャラでよかったです。非常にヨーロピアンな時間だ……。

 気づけば時刻は午後4時前。まだ早い時間ですが、昨日からのトラブルもあってさすがに疲れたので一度宿に戻ることに。OkamotoとZieはそのまま夢の世界へ滑り落ち、Miuraはアントワープの街をひとり彷徨い歩きに行ったので、筆者はZENOCIDEチームと再度合流し飲みに行くことに。ヨーロッパはサマータイムのため日照時間が長く、夜9時過ぎまで日が沈まないので、バーのテラス席で呑むのが非常に心地良いのです。

Photo ©KLONNS
アントワープの街並みの美しさは欧州随一。
Photo ©KLONNS
アントワープ聖母大聖堂デカすぎる。
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観光客に蹂躙されるネロとパトラッシュ。
Photo ©KLONNS
この日はひたすら呑んでいた。

 しかしここで更なる悪夢が襲い掛かる……。上機嫌で酒を呑みながらふとスマホを見ると、我らがレーベル・オーナーJensen(Ward | Iron Lung Records)から悲しいニュースが……。2ndアルバム『G.A.M.E.S』のレコードはパリの工場で制作しており、手売り分だけツアー・スタート地のアントワープに送ってもらう予定だったのですが、なんとラベル印刷の遅延により完成が間に合わないとのこと……。厳しめのスケジュールながら、なんとか間に合うようにみんなでがんばったのですが……(泣)。なんなら本稿を執筆している現在(5月中頃)ですら届いていません(泣)。全世界のみなさま、もう暫しお待ちください……。そしてさらに悪夢は続く……。1st LP『HEAVEN』と2nd 7"『CROW』の在庫もレーベル本拠地のシアトルから送ってもらっていたのですが、こちらも受取人のミス(?)によってまだ受け取れておらず、かつ翌日から連休のため配送業者に問い合わせようにも窓口が閉まっていて繋がらないという事態に……。鬼めんどくさすぎる……。明らかにテンションの下がる筆者に、かける言葉もないZENOCIDE一同(笑)。ひとまず酒を流し込み、涙の就寝……。明日はどうなる?

Photo ©KLONNS
楽しいディナーのはずが……。
Photo ©KLONNS
いろいろ辛いが夜景は綺麗。
Day 1: ベルギー・アントワープ

 悪夢から一夜。起き掛けに配達業者のサイトで荷物を追跡するも、輸送中のステータスは相も変わらず。目覚めたZieが「レコードが間に合わなかったという夢を見たんですが……」、筆者「いやそれ現実です」というショートコントをかましつつ、メンバー全員に状況を詳しく説明。悪いことは重なると言いますが、まあがんばっていきましょう……。

 まずは朝食を調達しようということで、近隣を散策しつつスーパーへ向かいました。異国のスーパーは楽しい。前回のツアー時も同じことを思いましたが、ヴィーガン製品が充実しているのが印象的で、パンもわりと安価で大量に購入することができました。とりあえず数日分の朝食ということで、チーズやサラミなどサンドイッチの具材になりそうなものもゲットしてホテルに帰還しました。レイト・チェックアウトにしたのでめちゃくちゃ時間に余裕があって助かる……。

Photo ©KLONNS
勇者たちの朝食。

 お昼頃にツアー・バンがホテルに到着。先述したドライバーのアポ兄とはこのとき初対面だったので若干緊張しましたが、落ち着いていて頼れる兄貴分的なキャラで一安心。軽く自己紹介を済ませて、さっそく本日のヴェニューへ向かうことに。

Photo ©KLONNS
人生初メルセデスベンツ。

 ツアー初日に我々が出演するのはアントワープ拠点の2つのプロモーター「Mendville Show」と「Flood Floorshows」の合同フェス「Weemoed Festival」。オランダ語で“哀愁”という名前を冠している通り、パンクというよりはエモやハードコア、叙情的な要素が強そうなラインナップで、自分らとは別日ですがイタリアの激情HCレジェンド・RAEINも出演したようです。我々3バンド共に浮きそう(笑)。あと先日東京で共演したHIGHER POWERのメンバーがギター・ヴォーカルを務める、ニューメタルちっくなハードコア・サウンドで注目を浴び始めているBODYWEBもブッキングされており、なかなかカオスなメンツ。フェスと言っても2日間で12バンドくらいのサイズ感なので、やや気合入れた出演者多めのイベントくらいの規模感でしょうか。今回は3バンドで回っている関係で大部分が3マンだったので、対バンをいろいろ観られるのは個人的にはありがたいです。

Weemoed Festival

 会場の「Kavka Zappa」に到着すると、普通に1,000人くらい入りそうなデカ箱で焦る一同。ここ最近だとHIGH VISがプレイしたそうです。しかし設営が進んでいくうちに、みるみる柵で区切られていき、最終的にはわりとコンパクトなステージに作り変えられていました(笑)。地下には食事スペースや楽屋、シャワールームなどがあり、まさにデカ箱的快適空間。Swamp Bookingのマーチ部門「Swamp Merch」に頼んだシャツはさすがに問題なく会場に届いており一安心……。最初ダンボール1箱見つからなくて疑心暗鬼になりましたが(笑)。

Photo ©KLONNS
Kavka Zappa。
Photo ©KLONNS
バカでかグリーンルーム。

 しばらくチルしていると遂にBAD BREEDING号が到着し、2年ぶりの感動の再会!!! Chrisと「ほんと昨日は地獄みたいな1日だったね」と労いのハグを交わしました……。BAD BREEDING号のドライバー・Dale氏は初対面だったのですが、伝わる人にしか伝わりませんがドラマ『ツイン・ピークス』(デイヴィッド・リンチ監督)のデイル・クーパー闇堕ちヴァージョンに似すぎていて勝手にぶち上がりました。名前も被ってるし狙ってんのか……?そしてのちに我々は彼の偉大さを思い知ることになりました……。

 やがてBODYWEB一行も到着し、たった1か月ぶりですがとりあえず「久しぶり~」って言ったらウケてました。彼らもツアー中なのかと思いきや、この1本のためだけにイギリスから遥々来て、翌日はグラスゴーで開催される「Northern Unrest」のフェスに出演するとのこと。ハード・スケジュールすぎる。
 
 この日は自分らの中ではフェスのトッパーを務めるZENOCIDEのみサウンドチェック。出演者多数で転換時間も限られているため、BAD BREEDINGが用意した機材は使わずシンバル等ブレイカブルな機材以外はフェス側が用意した機材を使うことに。アンプはたしかOrangeとかで若干馴染みのない環境でしたが、みんなで協力しつつなんとか無事音作り完了。

Photo ©KLONNS
私たちは負けない。

 そして夕方6時頃にいよいよ会場オープン!相変わらずこの時間になっても太陽が燦燦と輝いており、オープンした気持ちにならない(笑)。そして客が全然来ない……!会場は市街地からは外れたエリアにあるようで、非常にのどかなアフタヌーンという雰囲気(笑)。前回のアントワープも集客がなかなか厳しかった記憶がありますが、この規模の会場でこの状態は大丈夫なのか……。不安をよそに気づけばZENOCIDEのスタート時間に。蓋を開けてみれば思っていたよりはお客さんも入っていましたが、ベルギー第2の都市ということを加味すればちょっと寂しいかなというのが正直な感想。年齢層的には30~40代くらいが多く、やや平均年齢高め。しかしZENOCIDEは初ヨーロッパでアウェイな環境ながら、国内と変わらない素晴らしい演奏を披露していました。

Photo ©Bart Vernimmen
ZENOCIDE | Photo ©Bart Vernimmen

 続く2番手は我々KLONNS。ベースが異常にハウリングする謎の機材トラブルがありましたが、なんとか完走。ヴィジュアル系かというお立ち台がステージにあったので、調子に乗って上がってみたりしました。たまにはこういうのもいいですね(笑)。

Photo ©Bart Vernimmen
KLONNS | Photo ©Bart Vernimmen

 とりあえず一仕事終えたのでディナーを摂ることに。Mendville Showには前回もお世話になったのですが、前回も料理がめちゃめちゃうまかったのでかなり期待大!今回のメニューはベルギーの伝統料理である牛肉のビール煮込みのヴィーガン・ヴァージョン!肉抜きでも旨味がしっかりあって贅沢な味わい。日本育ちとしては非常に米が食べたくなる味ですが、炭水化物はポテトのみでした。今思えば朝買ったパンでディップすればよかった……。大満足なディナーでした。ヨーロッパのショウでは出演者に食事を提供するしきたりがあるので、そのへんの心配がいらないのは最高ですが、お察しの通り基本完全にヴィーガン・フード・オンリー。肉食過ぎるかたには少々辛いかもしれません。さらに楽屋の冷蔵庫にはフリー・ビールやペットボトル水もあり。大変ありがたい待遇……。しかし、そんな中でも美食家・Okamotoはわざわざ課金して別のビールを注文していて、さすがだなと思いました(結局お代はいらないと言われたらしい)。ベルギービールは世界最高峰ですからね……。

Photo ©KLONNS
今年も飯がうまい。
Photo ©KLONNS
無料のビールは神。

 食べ終わった頃に我らがBAD BREEDINGの出番に!Charlieがいきなりベースの弦をぶった切ったりトラブルもありましたが、華麗にカヴァーして演奏を続けていてカッコよかったです。個人的には日本で観たときよりも音に広がりがあって断然いいライヴでした。日本とヨーロッパの音響環境の違いも関係してそうですが。

Photo ©Bart Vernimmen
BAD BREEDING | Photo ©Bart Vernimmen

 続いてBODYWEB。パンク畑の自分からすると出音が非常にクリアな演奏で、実力あるな~と感心しました(笑)。個人的にはニューメタルというか2000年年前後のミクスチャーとかドラムンベース的なサンプリングを取り入れつつ、最終的にはKNOCKED LOOSE以降(?)のハードコア・ライクなメタルコアっぽくまとまっているなと思いました。この手のジャンルは門外漢なので的外れだったらすいません。しかし、良いステージだったのですが、なぜか観客が全然観ていなくてやばかったです(笑)。どのバンド目当てのお客さんが一番多かったんだろう……?

 この日のトリは地元ベルギーの重鎮HESSIAN。不勉強で全然知らなかったのですが、AMENRAのギタリストを擁するダーク・ハードコア / ポストメタル・バンドで、かの「Southern Lord」からリリースしているそうです。PRIMITIVE MANとのスプリットもあるんだとか。物販に立っていたためあまりしっかりとは観られませんでしたが、個人的にはCURSEDとか、自分が高校生くらいのときに流行っていた(?)感じのエクストリームでリチュアルなサウンドで、こういうの久しぶりに聴いたな~という謎のノスタルジアがありました(笑)。

 こうして無事に初日は終了!物販もそこそこ動きつつも「レコードが届いていれば……」という思いがどうしても頭を過ってしまいますが、まあなるようになるだろうということで……。宙ぶらりんの状態となっているIron Lung発送分のレコードをどう回収するか、会場のスタッフ、プロモーターと話をつけつつ撤収し、宿へ向かうことになりました。

 ヨーロッパでは基本的に各都市のプロモーターがその日の宿を用意してくれるのですが、この日はなぜか1時間ほどドライブして国境を超えたところにあるオランダの田舎町のホテルに泊るとのこと。その街に泊らないのはなかなか珍しいパターン。ライヴやっては数時間移動が基本だったアメリカ・ツアーを思い出しました。まあそれほどの距離ではないのですが。1時間ほどのショート・ドライブで宿に到着。エントランスはなかなか綺麗な感じのホテルですが、近隣に動物園か牧場があるらしく、辺り一面に動物の糞の匂いが立ち込めている……(笑)。建物に入ってしまえば気にならないので別にいいんですけどね。

Photo ©KLONNS
立派な外装だが辺り一面臭気に包まれている。

 明日はオランダ・フローニンゲン。車で4、5時間ほどの距離なので今夜はゆっくり寝られる……と思っていたらここでおかわりハプニング発生……!日本チーム用に3人部屋2つと2人部屋1つが用意されており、適当に部屋割りを決めて自分の割り当てられた部屋に入室して落ち着いていたのですが、しばらくすると別室に泊っているはずのZieから鬼着信が……。話を聞くと、Nobuさんと2人部屋に泊まるはずが鍵が開かず、スタッフに頼んで開けてもらうと別の客が泊っていたとのこと……。前回ツアーのトゥールーズの事件とほぼ同じ状況(笑)。まあ今回は真夜中に野外に締め出されて数時間待つはめになってないだけ全然イージーですが……。スタッフに掛け合ったところ、申し訳なさそうにしつつも他に2人部屋の空きがないらしい……。1人部屋なら用意できるとのことなので、KYΔWΔさんに個室を使ってもらい、KLONNSは3人部屋に無理矢理4人で泊ることに……(笑)。海外における宿のブッキング・ミス、まじできついので勘弁してください。そんなところで颯爽と就寝!次回へ続く……。

Photo ©KLONNS
Yo、明日はどうなる?

KLONNS '10 YEARS OF HERETICS'KLONNS
10 YEARS OF HERETICS

2026年6月27日(土)
東京 新大久保 EARTHDOM

開場 17:00 / 開演 17:30
当日 2,500円 / 当日 3,500円(税込 / 別途ドリンク代)
U25 1,000円(税込 / 別途ドリンク代)
Google Forms | TIGET

[Live]
5000 / D-SETO / KLONNS / 黒電話666 [PROTOTYPE044] / NEGATIVE SUN / Skin Job / ZENOCIDE

[Flyer]
1797071

KLONNS 'G.A.M.E.S'■ 2026年5月1日(金)発売
KLONNS
『G.A.M.E.S』

Iron Lung Records | BLACK HOLE
https://orcd.co/zom9jgm | Bandcamp

[Side A]
01. PLEDGE
02. FALSE
03. PARASITE
04. DIVIDE
05. COLONY
06. FANATIC

[Side B]
01. G.A.M.E.S
02. GHOST
03. MISERY
04. ...In The Seasons Of Terror...
05. LIFEFORCE

KLONNS / ZENOCIDE■ 2026年3月18日(水)発売
KLONNS / ZENOCIDE
No Sanctuary
https://linkco.re/5PGFqBCV | Bandcamp

[収録曲]
| KLONNS
01. Curse
02. Candy
| ZENOCIDE
03. Dirt!
04. Holy Sword And The Filthy Soul

Vinyl
2026年6月1日(土)-
1,818円 + 税
販売店: Record Shop BASE (東京) / RECORD BOY (東京) / record shop DIGDIG (岡山) / DISK SHOP MISERY (広島) / disk union / PUNK AND DESTROY (大阪) / REVENGE RECORDS (大阪)