Interview | Le Makeup


時代性を無視したかった

 近年はDove、gummyboy、Lil Soft Tennis、ODDLORE、NTsKiらへの楽曲提供やプロデュースワーク、共作などでも活躍し、昨年10月は韓国、11月にはオランダ、デンマーク、ドイツでのライヴを敢行した井入啓介によるソロ・プロジェクトLe Makeupが、1stアルバム『微熱』(2020)に続くフル・アルバム『Odorata』を2月15日(水)にリリース。本稿では、セルフ・プロデュースで制作された同作までの過程や、繰り返し同じ言葉を用いる歌詞の方法論や歌唱、参加アーティストとの関係、ヨーロッパ・ツアーでの反応などについて語っていただきました。

取材 | 南波一海 | 2023年1月
文 | 仁田さやか
写真 | 村田 啓


――前作『微熱』リリースから2年半ほど経ちますが、今作を作ろうと思ったのはどのくらいのタイミングだったのでしょうか。

 「前回、初めてアルバムを出して、それが自分的には良かったな、と思っていて。だから前作を出してすぐの段階では、次もアルバムに向けて作ろうとは思っていたんですけど、こうしようああしようとトライはしていても、なかなかできなくて。制作自体は自分でコントロールして進行させていて、何日までに作らなあかんというのがないので、どうしても先延ばし、先延ばしになっちゃって。今回のアルバムも1年前くらいには大半ができていたんですけど、ここまで時間がかかってしまいました」

――誰かに締め切りを設定されないとなかなか進めにくいところもありますよね。
 「いや、ただ自分が怠惰なだけというか(笑)。前のアルバムを出したタイミングが2020年の6月で、世間的にもコロナで人が一番外に出られない時期だったので、今思えば、やる気が出なかったというか。ここからがんばろうと思っているけど何もしない、みたいな状況がけっこう続いたというのもありました。当時は22か23くらいでしたし、自分が思っているよりも聴いてくれる人がいたという実感もあったので、ここからバンバン出してがんばるぞという気持ちがなかったわけではないんですけど、世間のムードに呑まれたというか、あのときの自分はやる気がなかったと思います。そこからだんだんと回復じゃないですけど、少しずつ作り出して1、2年という感じです」

――アルバムを出して良かったというのは、『微熱』は初のフィジカル・リリースでもありましたし、それまでとは違う広がりを感じたということでしょうか。
 「それもありますし、自分の音楽はそういうフォーマットが合っているな、と思ったんです。前のアルバムも今回のアルバムも18曲入っているんですけど、例えば、それを3分割して6曲ずつにしたり、10曲のアルバムと8曲のEPみたいにできないことはないと思うんです。でも、そういう出しかたをするよりもこっちのほうが聴いてくれた人には伝わるな、と思って。僕がやるならこういうふうに1枚作ったほうがいいな、というなんとなくの実感がありました。早く出したかったけど、今は時間をかけて良かったというのもあります」

――ご自身の作品だけではなくプロデュースやエンジニアリングもありましたしね。
 「ちょくちょくありました。ただ、自分の作品を作りたいとはずっと思っていて。『微熱』は自分でも好きな作品だったので、同じようなベクトルで、足りていなかった部分を補うというよりは、自分で良かったと思えた部分を伸ばして、その打点の高さによってもっと広がりを持たせた作品にしたいというモチベーションがありました」

Le Makeup

――方向性は大きく変えず、よりブラッシュアップしたものを、というイメージでしょうか。
 「そうですね。単純に音としておもしろいというのもありつつ、アプローチの実験性みたいなところをもうちょっと突き詰めたかったという感じです。前の作品でやりたかったことは、サウンドとしての普遍性みたいなものは楽器とかソースで担保しつつ変なことをするというか。作為的に作ることはほとんどないし、変なことをしようとして作ることはないけど、結果的におもしろいサウンドになればいいとは思っています。自分の美意識に則った上で、とにかくシンプルなメロディと歌詞、音を選んでいくというか。たぶん、想像しているよりフリースタイル的な感じで制作していると思うんですけど、絶対自分のその美意識的なものからはみ出さないままポップスに仕上げたいみたいな。次に作るなら、そこは変えないでおこうと思っていました。そのやりかたで良いものが作れたと思ったからこそ、自分ができていない部分もわかったので、同じ考えかたでもう1回やってみたかったんです」

――方法論というところでユニークだと思うのが、前作もそうでしたが、同じ言葉が繰り返し出てくるところで。『Odorata』は全曲のモチーフがほとんどひとつなのではないかという印象です。例えば「影」は全編にわたって何度も出てきますよね。
 「次に作るならどういう情景がいいかなと考えて、自分が言える言葉をずっと探していて、最初にこれを絶対に使おうと思ったのが“影”とか“重なる”だったんです。めっちゃニュアンスというか、言葉で説明しようとしたことがなかったので難しいんですけど、木の葉が重なってカサカサ鳴ったり、肌が重なって体温が伝わる、そういう瞬間とか、自分と他者の圧倒的な違いとか、そういうのを包括する言葉としてたくさん使う必要がありました」

――モチーフが限定されると、それぞれの曲にヴァリエーションをつけるのが難しくなったりしないのでしょうか?
 「そこは全曲ほぼ同じことを言おうという気持ちではあったので(笑)。歌詞って、自分の中から出てくるものだとしたら、そんなランダムに出てくるわけがないと思っていて。僕は今回のような長い作品を作るのがまだ2枚目なので、自分の中にあるものが多くを占める状態で出したかったんです。それが別に良いことやとも思わないんですけど、自分の中にまだ言える言葉があると思ったので。となると、ひとりで語っているような作品を作るなら、同じことを言っているほうが信頼できるというか、僕はそう思っちゃうので」

――強度は高くなりますよね。
 「絶対に同じ言葉を使おうと思っていたわけではないんですけど、結果的にそうなりました。言いたいことはめっちゃあるけど、それが伝えたいことかと言われたらそうでもないし、誰かに何かを伝えたいとか、これを聴いた誰かを助けたいとかは全くない。ただ、こう、本気で作ったのがこれ、という感じがします」

――“汚い気持ち”という表現はインパクトがあるなと思ったら、ほかの曲でも出てきたりして驚いたんですよね。あの曲でこの表現を使ったからこの曲ではやめておこう、ということにはならないわけですよね。
 「そうですね。むしろ、自分としてはそっちのほうがしっくりくる。1曲1曲に繋がりを持たせたいんですよね。前作がそういう方向性になったのは、tofubeatsさんの『Fantasy Club』(2017)の影響も大きくて。僕の中で完璧なアルバムで、僕の前作や今作みたいに露骨に歌詞をリフレインすることはないけれど、アルバムを通して共通する音や単語が出てくる。そこで作り手さえも予期してないストーリーみたいなものも生まれるんじゃないかって思ったんですよね」

――香水のモチーフも印象的でした。
 「それは最初からあって、香りを入れたかったんです。単純にここ2年くらいで、初めてちゃんとした香水を買って好きになったってこともあるし、香りは様々なものを想起させるすごく創造的なものであることも知ったから。音楽を聴いて何かを感じるみたいなことに近いと思ったんですよね。あとは、僕のこのアルバムに対するアティテュードを示すために使いたかった。各々のアーティストによって地元で遊んでるとか、ドラッグとか、いろいろありますよね」

――この人と言えばこれ、この作品と言えばこれ、という目印みたいな。
 「そうですね。でも、そういうシグネチャー的なものというよりかは、単に背伸びした感じのモチーフを選んで使って自分が歌うとおもしろいかなと思って。香水とかワインとか果物とか、なんか鼻につくな、みたいなちょっと背伸びしたような、イキったアティチュードを入れたかったんです。実際、自分も好きだし、この作品に合うと思った」

――お酒も出てきますね。キザなものを入れたかったと。
 「まさにそうです。前のアルバム『微熱』が、正しい奴というか、正しさをトレースしている感じがして。自分で言うのもなんですけど、自分の心の綺麗な部分、優しい部分というのがあるとは思います。けど、別にそれだけじゃないので。それ以外の、人が気に食わない部分を出すために、そういうモチーフを入れたかったんだと思います。前作の『微熱』的な自分が思うピュアな正しさみたいなものは、自分の中の多くを占めているとも思う。だけど一方で、自分はしょうもない人間で、キモいところもたくさんあるし、そういうのを隠さないでおこう、みたいな意識がそうさせたんだと思います。別に香水を入れたからそうなるとは思わないですし、実際はサウンドに合った言葉を選んでるだけでもあるし、実際、お酒も香水も好きだし、結局そういう自分も好きだしみたいな」

――ちなみに「Drive My Car(あなたとわたし)」というタイトルはどこから取ったのでしょうか、と聞くのも野暮ですが(笑)。
 「これは本当に安直に映画から取りました。恥ずかしげもなく、厚かましく(笑)。今、海の近くに住んでいて、今の自分の環境のイメージとバッチリ合うものだったので、どうしても引っ張ってきたかった」

――それから、歌についてですが、明らかに前作よりも歌唱が堂々としたものに変化していると感じました。それはやはり経験の積み重ねが大きいのでしょうか。
 「そう言ってもらえるのはめちゃ嬉しいです。自分でもこれはがんばらないといけないと一番思っていたところなので。聴ける歌にしたいと思ってたんです(笑)。やっぱり歌は大事やと思います。前は、自分で歌詞を書いて、トラックを作って、それを誰かに歌ってもらおうという考えもあったんです。全部じゃないにしても、フィーチャリングみたいな感じでシンガー的な人に歌ってもらえたらいいかなって。でも、やっぱり、下手でも自分で歌ったほうがしっくりくるので、なんとかして自分で歌って聴かせないとなと思っていて。前のアルバムを作った後、人と知り合ったり誘われたりして、一緒に制作したり、録音する現場に立ち合ったりすることも増えたんです。そこでいろんな出会いもあり、刺激をもらったのが大きいかもしれないです。誰から影響を受けてこういう歌いかたになったとかではないんですけど、人と触れて、いろいろチャレンジしてみようと思えたという感じですね。もちろん曲作りとかサウンドメイクでもいっぱい刺激は受けますけど、それを無作為に取り入れようとはならなくて。でも、歌はがんばらないとなという自覚があったので、そこは吸収しようと思ってたかもしれないです。歌に関しては本当に自信がなかったので」

――言わば、トラックメイカーが歌う歌というより、もっとシンガー然としたものを目指したというか。
 「その通りだと思います。歌の比重をすごく多くしましたし、今回に関して言えばシンガー・ソングライター的なアルバムを作りたかったんだと思います。前はめっちゃ歌うライヴもしたことがなかったんですけど、前作を出して以降はしっかりと前に立って歌う経験をしてきたので、それは大きかったのかもしれません。これは自分を卑下しているわけではなくて、自分の歌を聴く人おるんや、と思って。意外といけるやんと思って自信がついてきたのかもしれないですね」

Le Makeup

――ちなみに昨年、ヨーロッパ・ツアーに行かれたときも、普段と同じように歌われたのでしょうか。
 「日本でやるライヴよりは歌の比率は減らしましたけど、いつもと同じですね。日本語で歌いました。これは文化の違いやと思うんですけど、リアクションが大きいのは嬉しかったです。聴いてくれてるのを態度で示してくれるし、終わった後もすごいたくさんの人が“良かったよ”と言いに来てくれるので。それは単純に嬉しいし、僕も日本に帰って人のライヴを見たらフランクに感想を言おうと思いました(笑)」

――何かしらのリアクションをもらえるのは率直に嬉しいことですよね。
 「正直、普段は今日やって良かったと思うより下がって帰るときもあるので、そうやって言ってもらえるのは本当に嬉しいです。そういうのが続いてライヴせんとこうかなと思っちゃうこともあるので」

――自分も感想は積極的に発信したいと思います。アルバムの話に戻すと、前作と比べると外に開けているような印象も受けました。それはご自身のヴォーカルに対する意識の変化はもちろん、ラッパーをフィーチャーした曲によるところも大きいのかなと。コラボの曲は、制作期間に出会った人たちと一緒に作ろうという気持ちが芽生えたということなのでしょうか。
 「ラッパーのかたがたが客演してくれた曲は、このアルバムのために作っていたものというよりは、何のためでもなく作っていたものが結果こうなったみたいな感覚で。今回のアルバムの自分の曲を並べていって、それだけだとまだ辛気臭いというか、暗すぎやなみたいなところで入れさせてもらいました。今回は広がりも見せたかったですし」

――1stアルバムはほぼひとりでコツコツ作ってきたものの集大成ですもんね。
 「本当にそうですね。ひとつ出したことで繋がって、友達もちょっと増えたりした、その記録という感じですね。前よりも外に開けた印象があるというのは、実際に自分が外に開き出したんだと思います」

――良い感じなんだけど完成してないデモがたくさんあるんですね。そんななかで環ROYさんのようなラッパーとの出会いがあり、トラックにフィーチャーすることで新たな可能性が出てくると。
 「環さんの場合はTHE BED ROOM TAPEの曲で一緒にやらせてもらって、その流れで何曲か作ろうという話になり、その最中に、僕のアルバムがほぼできてるので聴いてみてくださいって送りつけたら、やってみました、という感じで返してくれて」

――ラップを乗せたものが送られてきたんですね。
 「もともと短い曲やったんですけど、なんかすごく良くなっていて(笑)。それで入れさせてもらいました。フィーチャリングの曲は全部そんな感じですね。この曲をこうしたいからやろうというより、自然な流れでできたものをアルバムに入れたという感じです」

――Tohjiさんとgummyboyさんを迎えた「Play」もなかったタイプの曲です。
 「以前、大阪に来ていたときに遊びみたいな感じで録ったやつで。気に入ってはいて、出したいなと思いつつ、どういうタイミングがいいかなと思っていたら時間が経ってしまったので、出せて良かったなと思います」

――JUMADIBAさんとの「Alice」はどんな経緯だったのでしょうか?
 「たぶん2年前の夏くらいにはできていて、すごく気に入っていた曲だったので出したいなと思いつつ、タイミングを逃し続けていたので出せて良かったです」

――かなり前からあった曲だったんですね!「Alice」で“火つけるライター”というフレーズが出てきて、Doveさんとの「ふたりのかげ」では“タバコに火がついて”と出てくるから、もしかしたらフィーチャーする人のリリックにもテーマ設定があるのかなと思ったんです。
 「それは一切ないですね。でも、最初のほうからあった曲やったんで、今考えるとアルバム全体への影響はあったのかもしれないです。こうやって他者の視点が入ってるのも、今回のアルバムが殻に閉じこもってない雰囲気になれた要因かもしれないですね。ただ、Doveに関してはまた違って、ずっと制作を共にしてるアーティストでもあるし、そのプロセスが自分の制作にも反映されています。Doveと作るようになってから自分の曲も変わったと思っているし、参加している曲以外のすべての曲やアートワークとかすべての面でも彼女の感覚に影響を受けている部分が大いにある。なので、彼女の参加はアルバムを拡張するのと同時にさらに内側に深くすることでもあるように感じます」

――感覚的な話になってしまいますが、音作りは、足した結果こうなったのでしょうか、それとも引いてこうなっているのでしょうか?
 「それは印象として少ないということですか?」

――そうです。歌も音も空間があるのが良いなと感じていて。
 「ああ、なるほど。たぶんもともとミニマル思考というか、最小限に抑えたいと思ってるタイプやと思います。でも、引いてるわけではなくて、逆に言えば、ポップに仕上げるためにがんばって足したくらいの気持ちかも。音数は少ないほうが好みではあるんですけど、寂しくならないようにポップにできたらなという意識はありました。あとは、一聴して、これは“尖ってるな”というサウンドじゃないようにしたかったんです。それが最初に言ったようなアプローチの実験性みたいなことかもしれないです。どこかで聴いたことあるようなものにはしたくなかったというか。たぶんどうやってもならないと思うけど」

――尖ったようにはしたくなかったというのは、もっと普遍的なポップスを目指したということですか?
 「そうかもしれないです。時代性を無視したかったのかも。これは別に後世に残したい、みたいな話じゃなくて、いつできたものかわからないくらいの世間との関わりのなさというか、共感したくないという感覚というか、どこまでも自分の中のムードで完走させたかった。昔、今はもうない海外のメディアにミックスを提供したとき、たしか“新時代のためのロマン主義”みたいにレビューされたことがあって、それが何を指していたのかはわからないけど、なんとなくずっと覚えていて、そういうのもけっこう影響しているかも」

――それはおもしろいです。ボーイズ・グループのODDLOREに「ORTUS」という曲を提供されたじゃないですか。きっちりとサビで盛り上がる展開があって。そういう曲も作れるわけですよね。ご自身のアルバムではポップなものを目指したとしつつも、そういった派手さとは違うところに着地しているのかなと。
 「ありがとうございます。そういう曲もできると言ってもらえるのは嬉しいです(笑)。今の話で言うと、あの曲は共感に近いというか、一応時代と合うというか。何が流行ってるとかはあんまり考えてはいないし、聴いてもらった人にはほぼ僕の曲やって言われましたけど、自分の色はどうでもよかったと言いますか」

――色はかなり出てるとは思います(笑)。
 「あはは(笑)。自分のアルバムは自分でコントロールして進行してると言いましたけど、人にこれをやってと言われたらやります、という感覚ではいますね」

――気が早いですが、次はこういうことをしてみようというアイディアはあったりしますか?
 「今回のアルバムを聴いて、すごくポップな作品だとは誰も思わないと思うんですけど、今回の反動として、もうちょっとサウンドにフォーカスしたものを作りたいですね。インストの曲を増やすとか。もともと歌も歌っていなかったし、そういう作品も作りたい」

――アブストラクトなものはハマりそうですよね。よりポップなものを作る可能性もあるのかなと思いました。
 「ああ、それも作ってみたいと思ってます。すごくポップなものも作ってみたい。ODDLOREみたいに予想もしてなかった感じで曲を作るのもどんどんやってみたい。どっちもいいなと思います。でも、とりあえず『Odorata』を聴いてみてほしい。ある意味インタビューよりも僕がどんな奴かわかるかもしれない(笑)」

Le Makeup Official Site | https://lemakeupp.blogspot.com/

Le Makeup 'Odorata'■ 2023年2月15日(水)発売
Le Makeup
『Odorata』

PURE005
https://ssm.lnk.to/Odorata

[収録曲]
01. Odorata
作詞・作曲・編曲 Le Makeup
02. あの日のこと
作詞・作曲・編曲 Le Makeup
03. うつくしい人
作詞・作曲・編曲 Le Makeup
04. Dress
作詞・作曲・編曲 Le Makeup
05. パートナー
作詞・作曲・編曲 Le Makeup
06. ふたりのかげ (feat. Dove)
作詞・作曲・編曲 Le Makeup
07. Alice (feat. JUMADIBA)
作詞 JUMADIBA, Le Makeup | 作曲・編曲 Le Makeup
08. ぼくらはまだ
作詞・作曲・編曲 Le Makeup
09. Play (feat. Tohji, gummyboy)
作詞 Tohji, jack knife, gummyboy, Le Makeup | 作曲・編曲 Le Makeup
10. 天使かもしれない
作詞・作曲・編曲 Le Makeup
11. In the Mood for Summer / セーター
作曲・編曲 Le Makeup
12. かさなるかげ(feat. Dove)
作詞 Le Makeup, Dove | 作曲・編曲 Le Makeup
13. カラブリア
作詞・作曲・編曲 Le Makeup
14. Every Breath (feat. 環ROY)
作詞 環ROY, Le Makeup | 作曲・編曲 Le Makeup
15. あたたかい陽、あたらしい街
作詞・作曲・編曲 Le Makeup
16. あの話の続き
作詞・作曲・編曲 Le Makeup
17. Drive My Car (あなたとわたし)
作詞・作曲・編曲 Le Makeup
18. Self Service
作詞・作曲・編曲 Le Makeup