Review | Private Nail Salon「LILY STYLE」


文・撮影 | SAI

 涼しくなってきましたね。みなさん季節の変わり目にやられていませんでしょうか。8月に少しツイートしていたのですが、夏が本当に苦手で。。人の2倍くらい汗をかくので、どこかに出かけるときは着替えをたくさん持って登山のような荷物になるのです。。汗かきがゆえに夏のお洒落も楽しめず、メイクも汗で落ちてしまうので楽しめず、エアコンでコンタクトが乾燥するので / 以下略 / さらには今年はマスクをしなくてはいけなくて、もう……。今年の夏を乗り切ったみなさん、本当にえらい!と思います。

 そんな日々に潤いをもたらしてくれていたのが、ジェルネイルの存在でした。ジェルネイル、したことあるかたならご存知かと思うのですが、一応ご説明を。普通のネイルだと何かに擦れてはげてしまったり、乾かすまでに時間がかかったり。乾いたと思って行動開始すると、乾いていなくてぐにゃっとなったり。ですがジェルネイルは通常3~4週間もつのです!私は手先がめちゃくちゃ不器用なので、セルフネイルをすると本当に落ち込む出来になるのです。というわけで、この夏はネイルに力を入れてみました。手って、おしゃれできる部位の中でも、生活において一番目に入ると思っていて。例えばメイクだと、鏡を見ないと確認できないですし。

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 店内の清潔さ、居心地の良さ、ネイリストのかたとの話の楽しさ、スキル、価格などなど……もしかしたらAVEでレビューしてきたものの中でも一際いろんなところに足を運び、吟味してきた気がするのですが、ついに最高の場所を見つけました!東京・参宮橋にある「LILY STYLE」というお店です。ネイル・サロンは複数人のネイリストさんが働いてらっしゃるサロンと、独立したネイリストさんがお店を構えるプライベート・サロンの2種類あります。LILY STYLEはオーナー・四方田小百合さんのプライベート・サロンです。プライベート・サロンなら、サロンの空間でネイリストさんと自分だけなので、施術していただくときにリラックスできておすすめです。1~2時間くらい対面して座りますからね。

 LILY STYLEで感動したところは、まず、ジェルネイルに必要な道具が本当に綺麗なんです。私が行ってみた他のサロンでは、例えばUVライトがぼろぼろだったり、ダストにまみれていたり。日常的に使用するものなので、仕方がないのですが、綺麗だとやっぱり良い気分になりますよね。四方田さんにそのことをお伝えしたところ「黒いエプロンとかもダストが目立つので苦手で……」とおっしゃっていました。

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 2つ目はオーダーしたデザインの通り仕上げてくださったこと。今回、持ってきたネイルの画像をミックスしたデザインにしていただいたのですが、イメージ通りに仕上げてくださって、とても可愛くて毎日るんるんな気分でした。意思の疎通がうまくいかないと当初のイメージと違ったデザインになったりするので……。

 3つ目はもちのよさ。もちが悪いと2週間くらいでネイルが浮いてきてしまうこともあるのですが、期待を裏切らず、今までしてきたネイルの中でもダントツでもちがよかったです。

Photo©SAI

 これからMs.Machineソロ・プロジェクトの制作で忙しいので、しばらく伺えないのですが、落ち着いたらまた伺いたいな~と思っています!ちなみに四方田さんは島根出身だそう。お話しをしているとき、広島出身の友人を2人思い出しました。ひとりは、Ms.MachineのギタリストのMAKOちゃん。四方田さんの関西のイントネーションはMAKOちゃんで聞き馴染みがあるし、とても可愛いな~と思うので、お話ししているときにうれしい気分になりました。そして四方田さんの明るいキャラで思い出したもうひとりの友人が、学生時代によく遊んでいた友人の広島出身ネイリスト・山田峰有季ちゃん。久しぶりに連絡を取ってみたら、今は「amy eye & nail」というサロンで働いているそう。いつか広島に遊びに行ったら立ち寄りたいと思いました。

ちなみに2
アーティストのiida reoさんやLuby SparksのNatsukiさんもネイルしているツイートしていたな。こういうジェンダーレスな(お二方のジェンダーについて深く知らないので簡単にジェンダーレスと言っていいのか?という気持ちにもなりますが……)ポストは素敵だと感じました。

ちなみに3
いつも応援してくださるかたから、オーストラリアの「Polished Man」というプロジェクトを教えてもらったりも。私が思っているよりネイルの世界はアイデンティティを表す手段としても深いんだなあ。

SAI
https://jaghetersai.tumblr.com/
https://twitter.com/jaghetersai

SAI | Photo ©Matthew SommersMs.Machineのヴォーカリスト / リリシスト。

2015年にバンドMs.Machineを東京にて結成。近年ではTOTAL CONTROLやUBIKといったオーストラリアのポストパンク・バンドと共演。米NYのメディア・コレクティヴ「8ball」やオンライン・メディア「CVLT Nation」のチャンネルにライヴ出演するなど、ボーダーを越えて活動している。2020年4月にはシングル『Lapin Kulta』をリリース。

ソロでは『Dröm Sött』を2019年8月にリリース。同年にフィリピンのバンドTHE MALE GAZEと共演。2020年はシングル『LIER』『スミノフ』などを発表し、7月にEP『瑞典春氷』をリリース。同作は『音楽と人』誌に掲載されるなど、大きな話題となっている。音楽活動以外では、中国の写真家Ren Hangの作品やインディペンデント・マガジン「CONTACT HIGH ZINE」にモデルとして参加。石原 海監督の映画『ガーデンアパート』に出演している。