Column「実録・BAD BREEDING + KLONNS + ZENOCIDE 欧州 / 英国紀行」


文 | SHV (KLONNS)
写真 | KLONNS
Main Photo ©HARSHIVV

パリ / ロンドン編

 1ヶ月以上に亘って執筆させていただいたKLONNS & ZENOCIDE & BAD BREEDINGの実録・欧州 & 英国紀行もいよいよ最終回!パリ〜ロンドンから帰国まで、最後までお楽しみください!!!

Day 8: フランス・パリ

 なんとかギリギリ予定通り起床。完全にいつ寝たか覚えていません……。ツアー中の深酒には注意しましょう(笑)。

 気を取り直して本日の目的地は花の都パリ!!! 2年前の印象で言うとパリのお客さんはめちゃくちゃおしゃれかつクレイジー!今年はどんな暴動が起きるのだろうか……楽しみです。なんとNicky Ratは昨夜に引き続き今夜のショウにも来てくれるとのことで、BAD BREEDING号に乗り込んで出発!ユーロ特有の気軽に国境を超えられる感覚は羨ましいですね。

 1〜2時間ほどのドライブでフランスに突入。そして早速フランスの洗礼を受けることに……。そう、フランスの公共トイレってなぜか便器に便座が付いてない確率が非常に高いのです……。みんな直で座っているのか?Jakaが「フランスとスペインは基本(便座が)ないよね。イタリアもたまにない」と言っていましたが、筆者の経験則的にもわりと当たっていると思います。南仏トゥールーズのトイレは比較的綺麗だった記憶があるのですが……。話は少し逸れますが、フランスの街中にある公衆トイレは部屋ごと自動洗浄されるタイプのものがあって、油断していると全身ずぶ濡れにされるので注意しましょう。

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犬と触れ合うMiura。
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サービスエリア自体は綺麗なのに……。

 そんなこんなでトイレへの憎悪と不安を抱えながらもパリに到着!今夜プレイする会場は「Le Sample」!あとで調べていて気付いたのですが、パリ20区と隣のモントルイユの境目くらいに位置しており、ギリギリパリではないっぽいです。Le Sampleはライヴ会場というより文化施設という感じで、音楽だけでなくアートや演劇など様々な分野の方々が活動を行う場所。住んでいる人もいる(いた?)ようです。入口のゲートを潜ると公園のような中庭が広がっており、その中にバーやカフェの建物もありました。野外ライヴも時々行われてるみたいです。ライヴ・フロアはコンクリート打ちっぱなしでスクワット感溢れる情緒。なにより驚くべきは、音出し中も扉開けっぱなし(笑)。この地に防音という概念は存在しないようです。

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Le Sample入口。
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Le Sample中庭。
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WiFiに群がる一同。

 今回ブッキングしてくれたのはパリの気鋭プロモーター「Sonic Mass Booking」!!! Jérôme(L'enclume)とManon(Monjaret)の2人で運営しているようですが、他にもメンバーが何人かいたりするのかな?彼らは以前からInstagramでよくお見かけしていまして、ここ最近のパリのいい感じなショウはだいたい彼らが手掛けているイメージ。Nicky Ratが書いてくれたフライヤーも含め最高です!

Flyer by Nicky Rat
Flyer by Nicky Rat

 半野外という結構特殊な環境につき、やや手こずった感もありましたが、なんとかサウンドチェック完了。すでに食事の用意もできており、早速腹ごしらえタイム!今夜のメニューはミニトマトとバジルのシンプルなペンネ。ソイミートっぽいものも入っていました。粉チーズかと思って振りかけた調味料がまさかの岩塩でめちゃくちゃ塩っぱくなってしまいましたが、おいしくいただきました(笑)。

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Le Sampleライヴ・フロア。
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今夜のディナー。

 時間つぶしにお土産などを買いがてら近隣を散策してみることに。パリ20区はパッと見の印象としては高層マンションが立ち並ぶハイソなエリア。ネットで調べるとこの付近はかなり治安が悪いというような情報が出てきますが、実際のところどうなんでしょう?巨大ショッピングモールに潜入するなどしているうちに小1時間ほど経ったので会場に戻りました。

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巨大ショッピングモールに潜入。
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パリ20区のストリート。
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こんなエントランスは初めてだ。

 19時過ぎくらいに会場がオープン。そして続々と集まってくるパリの猛者たち……!この日が本ツアー最大の動員数で250〜300人くらい入っていたみたいです。それにしてもパリの人たちはファッションも個性的で見ているだけでおもしろい。リアル『NANA』みたいなパンクスからパリコレ・モデルっぽい人まで、とにかくキャラが濃かったです。日本人のお客さんもいて、Nobuさんの旧友でパリでパティシエをされてるかたや、友達に誘われて来たという若い女性のかたもいらっしゃいました。特にパンクを聴いているっていうわけじゃなさそうでしたが、最終的にめちゃくちゃダイヴしまくっていて良かったです(笑)。

 また、前回のパリ公演を組んでくれたヤング・パンクス・チーム「Underground Disease」のみんなや、フランスOi代表RIXEのMaxime(Smadja)、たまたま旅行に来ていたDOLDREY(from シンガポール)・Farhan(Muhd)のパートナー・Miraなど、友達がたくさん来てくれたのも嬉しかったです。あと一番驚いたのが、フランスが世界に誇るウォール・オブ・ノイズ・レジェンドVomirが観に来ていたこと……!当然例のあのマスクは被っていなかったのでそのときは全く気付かなかったのですが、翌日インスタでメンションくれてブチ上がりました。「[...]dotsmark」主催のジャパン・ツアー(2018年くらい?)観に行ったな……恵比寿にあった頃のDOMMUNEで……。そういえば来日ライヴのとき、バンド編成だった頃のUNCIVILIZED GIRLS MEMORYも出ていたな……と懐かしの記憶が走馬灯のように駆け巡りました(笑)。

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Miraが遊びに来てくれた!

 本日のトッパーはパリのMOZDRILL!Momo(Bitume | THE CHISEL, ASPHALT)の新バンド!他のメンバーもTAKE IT IN BLOODのドラマーAntoやHo99o9のサウンドを手がけるRicardo、タトゥ・アーティストのPain Dealer氏というパリの強面メンツ。APARTMENT 213のシャツが表す通りパワーヴァイオレンス色の強い音楽性が基本ですが、ストレートなHCっぽい曲もあり、幅広い感じでカッコよかった!そして開演しても相変わらず扉開けっぱなしの会場もすごすぎました(笑)。

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MOZDRILL

 2番手は同じくパリのSMETTI SUBITO!ちょっとJello Biafraを思わせるような(?)ヴォーカルが特徴のストレンジなガレージ・ハードコア・パンクでおもしろかったです。まさかの演奏時間がどのバンドより長かったのもやばかった(笑)。

 そしてそこから続くZENOCIDE、KLONNS、BAD BREEDINGは、それはもうすさまじい盛り上がりでした……!!! これまでの人生の中でも屈指だったかもしれません。パリ最高だぜありがとう!!! お客さんの誰かがYouTubeにフルセットを上げてくれているみたいなので、気になるかたは検索してみてください。終始大混雑のためいろんな人と写真撮り逃したのだけ残念。まあ音楽を続けていたらまたどこかで会えるでしょう!

 大盛況にて終演!気づけばもう深夜。いや〜楽しかった。ただ、ひとつ残念なことにLe Sampleは近々閉店してしまうそうです……。大都会パリでここまで開放的かつ興味深いヴェニューはおそらく他にないでしょう。最後に出演する機会に巡り合えて光栄でした。

 当初、Sonicmass Booking周りのかた(?)の家に泊まる予定だったのですが、朝の時間帯のパリの渋滞はかなりひどいらしく、翌日の移動を考えてパリ市外のホテルを急遽予約することに。1時間ほど車で走って宿に到着。名前は忘れちゃいましたがDale曰く貧乏なツアー・バンドが使う定番ホテルとのこと。「お前らこれも経験だ!」とおっしゃっていました(笑)。トイレやシャワーは共用(ただし全て個室)、部屋はそれなりに綺麗な感じでした。ちなみにトイレはもちろん便座なし、というか初めから便座が存在しないタイプ?初めて見ました……。隣の部屋の宿泊客に「夜に騒ぐな!」といちゃもんをつけられ、若干揉めるなどありましたが無事就寝!

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今夜のビール。
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パンクは死なない。
Day 9: UK・ロンドン

 朝早くに起床。3時間くらいは寝られたかな?本日は遂にイギリス上陸!前回はフェリーで渡航しましたが、今回はユーロトンネルを使ってみることにしました。トンネルといっても車で直接走行するわけではなく、高速列車に車ごと乗っての移動。フェリーは2時間以上かかるのに対し、こちらは35分の爆速でフランス⇔イギリス間を行き来することができます。値段も予約したタイミングが良かったのか、そこまで変わらなかったですね。

 そんなわけで昇る朝日を横目に港町カレーを目指しました。前回のツアー時は入国審査でかなり待たされた記憶があったので、出発時刻の2時間前着を目指して向かいました。眠すぎるが仕方ない……。予定通りカレーに到着すると、まずはフランス側の出国手続き、その後イギリスの入国手続きと続くのですが、今回は秒で入国許可が下りました。2年前の待ち時間はなんだったんだ……。ちなみに今回はPPE(Permitted Paid Engagement)と呼ばれるビザというかインビテーション的なものをロンドンのプロモーターが発行してくれました。前回はCoS(Certificate of Sponsorship)っていうやつだったけど、何が違うのかはよくわかりません(笑)。ちなみに、2025年から英国に入国するすべての人にETA申請が義務付けられたので、行く予定のある人は忘れないように注意しましょう。あと特定のトンネル、交差点を通るとナンバープレートを捕捉され、税金を請求される謎システムが導入されていたのも驚きでした……。たいした金額ではありませんが、異邦人である我々には支払い手続きがめんどくさすぎる……。どんどん生きづらい世の中になっていきますね……。

 無事ユーロトンネルに乗り込み、あっという間にイギリスに入国!そのまま車を走らせてロンドンへGO!2時間ほどで無事到着しました。

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カレーのユーロトンネル乗り場。
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ユーロトンネル車内。
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イギリス上陸即食べたピザ。500円くらいなので日本とそんなに変わらない?

 今夜の会場はイーストロンドンの「Blondies Brewery」!その名の通りビール醸造所兼レストランでありながら、200人は入りそうなけっこう広いライヴフロアも併設されている人気ヴェニューだそうです。ちなみにTHE CHISELのシンガーCal(Callum Graham | NATURAL ASSEMBLY)はご近所らしく、我々が到着するとすでにに宴を始めていました(笑)。

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Blondies Brewery
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Blondiesライヴ・フロア。
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ステージ袖にあった骸骨くん。この後酷い目に遭う。

 かなり時間に余裕があったので、搬入をサクッと済ませて各自ロンドン散策へ!Zie以外のKLONNSチームはBAD BREEDINGと共に憧れのロンドン式パブへと向かいました。Chrisたちに誘われるがままに辿り着いたのは「William The Fourth」というお店。まさにパブの中のパブという感じの風格!まるで映画の中にいるかのようだ……。中庭のテラス席でIdorisのパートナー氏も合流し、昼間からパイントで乾杯!ライヴ前なので1杯だけ飲むに留めて自制し、会場へ戻りました。

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パブへGO。
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一度は乗ってみたいダブルデッカー・バス。
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William The Fourth店内。
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ライヴ前は飲まないルール完全に崩壊しました。

 イギリスのショウではヨーロッパと違ってディナーの用意はないとのことなので、Blondiesのフード・コーナーで注文して食べることに。だからBAD BREEDINGはあまりUKをツアーしたがらないのかな(笑)?ツアー開始から連日ヴィーガン・フードだったので、ここぞと言わんばかりに高カロリーなメニューを注文。イギリスは飯がまずいという話はよく聞くと思いますが、個人的にはピザとかチキンとか食べる分には普通においしいと思います。まあ、あまりイギリスならではっていう感じのメニューではないですが……。

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今夜もぶちかまします。
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マルゲリータはどこで食べてもうまい。

 今夜のショウはパンク/ポストパンク、ノイズなどダークな音楽を中心に精力的に活動するプロモーター「Night Terror」とタトゥ・スタジオ「Only Here For You」の共同企画!!! ちなみにツアーの記念にタトゥでも彫ろうと思って渡航前に予約したスタジオがまさにこのOHFYで、完全にあとから気付きました(笑)。チケットの売れ行きも好調とのこと。楽しみです。

今夜のフライヤー。

 17時頃にイベントがスタート!トッパーはCANNABIS MAN。名前から連想する通り、煙いストーナー・サウンドを奏でるロック・デュオでした。続く2番手はTHE EASY EIGHT!EZ8と表記する時もあるみたいです。Chubby(& THE GANG, THE CHISEL, ex-ARMS RACE, ex-VIOLENT REACTION)の新バンドで、Nick(Nicholas Sarnella | THE CHISEL, STINGRAY, ex-ARMS RACE, ex-VIOLENT REACTION etc.)やLuca(Selvaggio | STINGRAY)も在籍するバンド!英国らしい荒々しいサウンドながらもメロディの光るシンプルなパンクロックでとても良かったです。3番手はSECRECY!このバンドもLucaがメンバーでした。流麗でソリッドなポストパンク / ダークウェイヴ・サウンドにタフガイなヴォーカルが乗っかるスタイルでめちゃくちゃカッコよかったです。一昔前の「Posh Isolation」に代表されるコペンハーゲン・シーン的なヴァイブスも感じました。まだ結成間もないようですが、今後注目を浴びるのでは?

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THE EASY EIGHT
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SECRECY

 続いて俺たちのZENOCIDE!!! 毎日ライヴを観られるのも今日で最後か……と感慨深い思いで見守りました。もちろん今夜も最高!!! 翌日のブリストルにも付いて行きたかったぜ……。

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ラストZENOCIDE。

 トリ前は我々KLONNS!!! ぶちかましました。ステージ袖でTHE EASY EIGHTのメンバーたちが楽屋にあった骸骨の模型をダイヴさせるなど終始悪さをしていてウケました(笑)。序盤はおとなしめなフロアでしたが、「MISERY」を演奏した途端馬鹿でかいモッシュピットが発生!一瞬で床が酒浸しになっていました。

KLONNS | Photo ©Dani Quesada
KLONNS | Photo ©Dani Quesada
Photo ©Dani Quesada
強制ダイヴさせられた骸骨くん。 | Photo ©Dani Quesada
Photo ©Dani Quesada
今夜一番の被害者。 | Photo ©Dani Quesada

 最後はBAD BREEDING!!! 地元で観る彼らのライヴは格別ですね。さすがとしか言いようがないです。メンバーの人柄も含めて大好きなバンド!!! ツアー9日間はもちろん、ツアー前から念入りにサポートしてくれて改めて感謝!!! それにしてもイベント全体としては最高に楽しかったのですが、コーラス用のマイクが全く出ないなど、演奏する環境としては正直けっこう難しかったですね……(笑)。

Photo ©KLONNS
ラストBAD BREEDING。

 そんなわけでツアー・ファイナルも大盛況で閉幕!THE CHISELのロンドン在住メンバー全員やNickのパートナーのSpooky、POWERPLANTのTheo(Zhykharyev)やMOURNINGのBenさん(Ben Brodie)、さらには日本からのお客さんなどたくさんの方々が観に来てくれて素晴らしい千秋楽となりました。まさに大団円……。感無量です。あと完全に余談ですが、DIR EN GREYのいつぞやのユーロ・ツアー・マーチを着ているかたがいて、虜(DIRファンの俗称)は世界中に偏在するんだな……と感動しました(?)。思わず写真を撮らせてもらいました(笑)。

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ビールは飲み放題だった。
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ロンドンの虜。
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本物のロックを見せてやりますよ。
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イーストロンドンの狂犬たち。
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みんな骸骨が好き。

 終演後、Jimmyたちとバーに行こうという話の流れになったのですが、一旦荷物を置きにホテルへ向かうことに。しかし思った以上にホテルが遠く、結局会場から車で1時間近くかかってしまいました。時刻はもう0時過ぎ。さすに会場付近に戻るのは厳しくバーは断念することに……。残念……。そしてドライバーのJakaは朝4時くらいにヨーロッパへ向けて出発するとのことで今夜でお別れ!もともと知り合いでもない我々のためにここまで尽力してくれただけでなく、レンタカーの返却まで請け負ってくれるとは……。優しいし、仕事ができ過ぎる本当に最高なナイスガイです。ツアー直前にもともと頼むはずだったドライバーにドタキャンされたときは正直怒り狂いましたが、結果的に新たなる美しい出会いに繋がったのでよしとするか……!次回も運転お願いします!!!

 ホテルでZENOCIDEとささやかに打ち上げつつ就寝!!!

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大団円!!!
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の数秒後。誰?
Last Day: ロンドン→東京

 ついに帰国日。ホテルのチェックアウトは11時なので、ゆっくり寝られる……と思っていたら朝から何やら騒がしい……。筆者とZieは夜の便、MiuraとOkamotoは昼の便で帰国予定だったので、Miuraたちはそろそろ空港に向かわなけらばならない時間だったのですが、なんとパスポートを入れたカバンが見当たらないとのこと(笑)。一瞬パニクりましたがZENOCIDE部屋の荷物に紛れており無事回収……。最後まで気が抜けないツアーだ(笑)。

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ラストホテル。

 二度寝、三度寝と繰り返しているうちにチェックアウト時間に。ブリストルへ向かうZENOCIDEとBAD BREEDINGを見送り、電車に乗って再びイースト・ロンドンへ!まずは、前述もしましたがニュー・タトゥをゲットしにOnly Here For Youへ向かいました。スタジオはイースト・ロンドンのハックニー・ウィックというエリアに位置しており、かつての工業地帯を再開発 / 再利用しているとのことで独特な雰囲気が漂う街でした。ちなみにColin Clerk氏に入れてもらったのですが、SpookyとMasaさん(THE BREATH)のレコメンド。ナイスな紹介ありがとうございました!店内も居心地が良く、思わず長居してしまいました。

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ブリストルお気をつけて!!!
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Only Here For You
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Only Here For You店内。

 その後はOHFYの方々に教えてもらったピザ屋で腹ごしらえしつつ、ヒースロー空港へ。やっと日本に帰れる……と思うじゃないですか?しかしこれから待ち受けているのはインドで約8時間トランジット、合計30時間弱の超ロング移動(笑)。そう、人生は甘くないのである……。

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昨日からピザばっか食べてない?
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さらばロンドン。

 ひとまず10時間のフライトでインディラ・ガンディー空港に着陸。今回航空会社はエア・インディアをチョイスしたのですが、めちゃくちゃ空いており、横になって寝られたのはかなりラッキーでした。

 せっかくインドということでフードコートにあったカレー屋でビリヤニをオーダー。たしか1,000円くらいだったので、空港価格ということを加味するとかなり安いですね。だがしかし、気になるお味はまさかの全然おいしくない(笑)。うちの近所のカレー屋のほうが数段うまいぞ……。それなりに期待していたので普通に落ち込みました(泣)。ちなみに機内食で食べたカレーはかなり美味でした。機内食に負けるなよ……。

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あまり味がしなかった。
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エア・インディアの機内食いいね。
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人生は長く辛い。

 Zieさんとツアーの所感を話し合うなどしてなんとか時間を潰し、東京行きの便に搭乗!からの8時間フライトで遂に羽田空港に到着!!! やっとの思いで無事帰宅しました。

 KLONNS史上2回目のEU & UKツアー、いろいろな意味でかなりハードでしたが、それらの出来事を超えてバンドにとっても筆者個人にとっても大きな収穫のある日々だったと断言します。改めてZENOCIDE、BAD BREEDING、ドライバーのアポ兄、Jaka、Dale、Swamp Bookingの皆様、そして各地でサポートしてくれたすべての方々に無限の愛と感謝を!!!

 そしてなんと、我々KLONNSが行けなかったロンドン翌日のブリストル公演についてZENOCIDEのMaedaさんが筆を執ってくださることになりました!!! 早く読みたい。そんなわけで引き続きAVEの更新を楽しみに待ちましょう。本連載はこれにて一旦終幕。5週間に亘って読んでくださった読者の皆さま、本当にありがとうございました!!!

KLONNS 'G.A.M.E.S'■ 2026年5月1日(金)発売
KLONNS
『G.A.M.E.S』

Iron Lung Records | BLACK HOLE
https://orcd.co/zom9jgm | Bandcamp

[Side A]
01. PLEDGE
02. FALSE
03. PARASITE
04. DIVIDE
05. COLONY
06. FANATIC

[Side B]
01. G.A.M.E.S
02. GHOST
03. MISERY
04. ...In The Seasons Of Terror...
05. LIFEFORCE

KLONNS / ZENOCIDE■ 2026年3月18日(水)発売
KLONNS / ZENOCIDE
No Sanctuary
https://linkco.re/5PGFqBCV | Bandcamp

[収録曲]
| KLONNS
01. Curse
02. Candy
| ZENOCIDE
03. Dirt!
04. Holy Sword And The Filthy Soul

Vinyl
2026年6月1日(土)-
1,818円 + 税
販売店: Record Shop BASE (東京) / RECORD BOY (東京) / record shop DIGDIG (岡山) / DISK SHOP MISERY (広島) / disk union / PUNK AND DESTROY (大阪) / REVENGE RECORDS (大阪)